第四話（通算14話）ネタバレ感想（サイコパス治斉）
医療編も後編に！11代将軍・家斉公の御代へ
家光公以来の男子将軍爆誕
これまでの女子将軍とうってかわって男子将軍ですから、そりゃお子も増えますわな。
実際に史実でも55人の子をもうけているとのことですので、史実をこのようにもってくるよしなが先生の手腕に感動したものでした。
中村蒼さんの、情けないようでいて、やさしく思慮深いキャラクターの表現もよかったです。
予想通りラストでは、あの方たちの元にあらわれました！
仲間由紀恵さん演じる怪物：治斉
放送を観る前は、原作・治斉氏の方がジワジワと怖いかなぁと思っていましたが、仲間由紀恵さんも見事な怪演でしたね！
赤い唇が不気味さを際立てていました。
とん様も義理ながら孫を持つ身として、小さな子供が次々と亡くなるシーンにはフィクションながら胸が苦しくなり、御台様の号泣にもらい泣きしてしまいました。
治斉公の裏の顔を見抜き、静かに語る安達祐実さんの表現力に、キャスティングの妙を感じました。
とん様定信の、田沼氏を認める発言は感慨深かったなぁ
蘭学組復活
黒木先生ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
原作でもそうでしたが、伊兵衛も居ることに安堵しました。
とん様僖助はもう出てこないのかなぁ……
黒木先生のご子息のお名前が『青史郎』というところがなんともエモいですよね。
サイコパス婆様に蝕まれる大奥の裏では、着実に赤面疱瘡撲滅への道が開けていきます。
ドラマではあっさりした5年間でしたが、原作ではもっと長い5年を感じることが出来るので、原作未読の方には是非読んでいただきたいです。
ポチップ
第五話（通算15話）ネタバレ感想（茂姫）
キャラクターの変化、予測不可能な展開
原作では冷静に家斉将軍を追い返す黒木でしたが、ドラマでは熱い男でした。
一瞬、黒木が達筆になったかと錯覚しましたが、やはりみみずがのたくっていましたね😆
仲間由紀恵さん演じる治斉様は『御隠居』というよりもマフィアのようで、貫禄に圧倒されました。
御台様の策略により治斉が倒されるシーンも見事で、知っていても緊張感満載！
また、松方の動きや蘭学組の再結成などの展開も楽しめました。
とん様僖助が田島屋の婿として登場するのがエモい💕
そんな中、青史郎の存在が新しい展開を予感させました。
いい子ですね、どんな人になるんでしょう。
一方で、高橋影保の登場がなかったことは残念でしたが、尺の都合上仕方がないですね😅
蓮佛美佐子さん演じる広大院・茂姫（御台様）の複雑な立場
将軍様と御台様の関係に生じる溝や、御台様の偉大さには深い感銘を受けました。
原作では、茂姫様と将軍様は男女の仲に戻ることはなかったとか……
彼女の立場や苦悩は、時代背景と相まって物語に深みを与えていましたね。
とん様蓮佛美沙子さんの演技力には引き込まれたよ！
オット蓮佛さんはすごい女優さんよ！！
そして新しい時代へ
原作では12巻までと思いきや、13巻の前半まで一気に進み、時代が変わりました！
ポチップ
赤面疱瘡問題をクリアし、新しい時代への道が開かれると思いきや、再び問題が浮上するという意外性。
「男だから」「女だから」と有能な人物が表に立てない時代というのは、ナンセンスですね。
そういう意味では、現代社会はより生きやすい時代、なのか、そうでないのか……
物語の終わりでの、怪しげな高島政伸さん演じる12代将軍・家慶の登場に、次回への期待感が高まりました。
とん様中村蒼さんの息子が高島さんって……ちょっと面白い
「大奥」実写ドラマは原作のファンにとっても新しいファンにとっても、驚きや感動がたくさん詰まった作品となっています。
これからの展開がますます気になりますね。
