2024年8月時点で、電子書籍を含むシリーズ累計部数700万部を突破1した人気漫画『善悪の屑』シリーズ。
「復習代行業」を名乗る二人の主人公が、被害者やその家族に代わって復讐を遂行するというクライムサスペンスです。
普段の主人公は
古書店の店主なんだよね
エグい場面も多いけど
つい引き込まれて読んでしまいます!
過激すぎる描写から一部では賛否両論も巻き起こっている問題作ですが、2024年12月にはWEBドラマ公開とあり、気になっている方も多いのでは。
本記事では
- おすすめに出てきたから何となく試しに読んでみた
- 無料公開分を読んでみたら続きが気になって仕方がない
- どうせ読むならお得に読みたい
そんなあなたのために、おすすめの電子書籍サービスを紹介しています。
筆者自身も試し読みから抜けられなくなり、全巻大人買いした立場ですのでお気持ちはよーくわかりますっ!
また、世間の評判や筆者個人の感想、はたまた実写版についても触れていますので、全編読んだあとも気分を共有していただけるはず。
1記事で二度おいしい!?
最後までご覧いただければ『善悪』シリーズを隅々まで楽しむ道しるべとしていただけることでしょう!
\紙書籍はこちら/
おすすめ電子書籍サービス一覧
さっそくおすすめサービスを紹介します。
基本情報は後にまとめていますので、そちらをご覧ください。
先に知りたいという方は、ここをクリックすると該当箇所にすっ飛べます♬
「善悪」と「外道」とどちらが先?と迷うこともあるかと思いますが「善悪の屑」が先です。
DMMブックス一択
善悪シリーズを
まとめ読みしたいけど
どこで読むのがお得なの!?
そんなあなたへおすすめしたいのが「DMMブックス」。
12月6日㈮より公開される実写化WEBドラマが「DMM TV」という同じDMMサービスで独占配信されるからです!
どうせ課金するなら
ドラマと同じプラットフォームで
完結させましょ!
DMMプレミアムは月額550円でDMM TVでの19万本以上の作品が見放題な上に、他のサービスと比べてお値段がお安めに設定されています。(2024年10月時点)
アニメや特撮に特にチカラを入れているようなので、好きな人は一層楽しめることでしょう。
最初の30日間は無料で視聴することも可能なので、気になる人は公式サイトで詳細をチェックしてみてください♬
「初購入」など、条件によっては楽天ブックスでも利用できるクーポンを獲得できるチャンスもありますので、この機会を利用しない手はありません。
筆者のおすすめ
効率化を目指すなら「DMMブックス」だとお話しました。
そうは言っても、
他にもお得なサービスは
あるんじゃないの⁉
そのように感じているあなたへ。
ごもっともです!
そこで、筆者が実際に利用して良いと感じているサービスも併せて3つ、ご紹介いたしましょう!
honto
当サイトでは他の記事でもおすすめ率高めですが、実際おすすめなんだから仕方がない。
ジュンク堂などの提携実店舗と併用してポイントが貯められるし、20%~30%程度の割引クーポンが頻繁に配布されるのもまとめ買い派・紙書籍も愛用する派にはめちゃくちゃありがたい!
提携店舗で紙の書籍やコミックを買うことがある人は利用して損はないサービスです♬
運営会社が大日本印刷会社という超老舗であることも安心感がありますね。
印刷会社が電子書籍を手掛けている点に
時代の流れを感じます😅
めちゃコミック
つづきまして「めちゃコミック」です。
めちゃコミにはアフィリエイト制度がありませんので、紹介しても筆者にはこれといったメリットもありませんが、おすすめですw
携帯電話での電子漫画サービスが出てきた頃からずっと続いている人気サービスなので、筆者(40代)と同世代の方で根強く使い続けている方もいらっしゃるはず。
筆者は月額1000ポイントのサービスで10年以上継続利用しています。
無料お試しも充実しているので漫画ネタに困りません。
携帯で漫画を読むならおすすめのサービスのひとつです!
※サイト内で指定を解除しないと表示されません
ebookjapan
さいごにおすすめするのがebookjapanです。
どこのサイトでもおすすめしている事が多いのですが、それなりの理由がありまして、初回クーポンが充実しているんですよね。
Yahoo!とも提携しているのでPayPay経済圏の住民には強い味方なのは間違いなし!
気になる方はのぞいてみても良いのでは。
Amazon Kindleでは「外道の歌」しか読めない
AmazonKindleも本記事でおすすめしたいところだったのですが、「善悪の屑」を取り扱っていないのでおすすめできませんでした。※「外道の歌」は読めます。
一部の電子書籍サービスでは「善悪の屑」を取り扱っていません。
理由を調べてみたところ、「善悪の屑」第4巻が東京都青少年の健全な育成に関する条例において「不健全図書」に認定されていたのです!
2016年とかなり前のことなので、取り扱う店舗も増えてきたようですが、2024年10月現在もAmazonでは非表示でした。
タイトルが変わった理由もこの件に起因しているようで、「善悪」をいったん打ち切り「外道の歌」にタイトルを変えて再連載することになったようです。
内容が「猟奇的で残虐」というのが理由だそうですが……。
外道に入ってから
もっと酷い残虐描写があった気がするけどね
いずれにせよ地上波でのテレビドラマ化は難しい作品ということになります。
他主要サービスリンク一覧
Amazonでの電子書籍取り扱いがないことはわかりましたが、他の主要サービスではどうでしょう。
一覧にまとめてみましたので参考にしてくださいませ。
サービス名(リンク有) | 取り扱い | 無料話数(2024年11月現在) |
---|---|---|
漫画全巻ドットコム | 「外道の歌」のみ | 各巻タダ読み機能有 |
まんが王国 | (善悪第4巻一部年齢制限有) | 善悪・外道どちらもOK1巻無料試し読み増量中 |
善悪・外道どちらもOK | 各巻9ページまで | |
ブックライブ | 善悪・外道どちらもOK | 各第2話途中まで |
あなたの定番サイトでは
読めそうかな?
「善悪の屑」「外道の歌」基本情報
おすすめ一覧を紹介したところで、改めて作品の基本情報についてまとめます。
うっかりネタバレする可能性もあるので
以下、閲覧要注意です😅
以下が基本情報。
作者 | 渡邊ダイスケ |
---|---|
出版社 | 少年画報社 |
掲載誌 | ヤングキング |
レーベル | YKコミックス |
著者の渡邊ダイスケ先生の他の作品には「半獣(頭を撃たれても死なない男)」や「スフェリコン」という作品があります。
どちらから先に読めばいい?
前の項でもチラッと伝えましたが、「善悪の屑」が先です!
「善悪の屑」は物語のプロローグ的な感じで
「外道の歌」から本格始動する印象ですね
あらすじ
冒頭でも少し触れましたが、とある理由から復習業を営むことになった「カモ」と、カモと行動を共にする「トラ」を中心とした物語です。
さまざまな凶悪事件の被害者やその家族に代わって犯人に対し復習を果たすというもの。
なかなかエグイやり方で復讐を果たしていくため、そこに本当にしあわせや安らぎはあるのか?と問いかけたくなります。
こんな風に感じる筆者もまたぬくぬくと幸せな環境に居るのかもしれません。
とにかく凄惨な残虐描写のオンパレード、その根底には各人物の深い恐怖やかなしみが底なし沼のように漂ってます。
作中に登場する凶悪事件のほとんどが、実際に起きた事件をモチーフにしているところも特徴です。
全体的に陰惨な内容なので
気持ちが沈んでいるときは
読まない方が良いかも・・・
スピンオフ作品
作中で登場する個性的なキャラクターを主人公とした派生作品も多く発表されています。
『踊る大走査線』並みのスピンオフの多さよ
それは誇張しすぎ
すべてを元に作られていますが、作画はそれぞれ違う作家さんが担当しています。
すべて渡邊先生の原作を元に作られていますが、それぞれ異なる作家さんが担当しているせいか作風も全く違うものになっていたりします。
そのため、好みは分かれるところになるでしょう。
筆者の個人的なオススメ度も含めて
かんたんに表にまとめてみたよ♬
意見は当然分かれると思いますので、感想部分はあくまで筆者の好みであることをご理解ねがいます。
個人的には「朝食会」がめちゃくちゃおすすめ!!
なんといっても絵が綺麗
はじまったばかりの「外道外伝」は、スピンオフのなかで唯一、渡邊ダイスケ先生監修と明記されています。
『ヤングキングBULL』は少年画報社より月2回発行されている漫画雑誌。
筆者も読んでみましたが、雰囲気は原作にもっとも似ている印象を受けました。
原作の雰囲気をそのまま味わいたい人には
いちばんおすすめ!
同誌にはグロ・サイコ・アウトロー的な連載作品が多いため、この手のジャンルが好きな人は他の作品も興味深く読めるかと思います。
後味が疲れるけどね……😢
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世間の評判と個人的感想
都から不健全図書指定を受けてしまった本作ですが、実際の読者の感想が気になるところですよね。
各サービスの評価も踏まえながら、AIを使って感想をまとめてみました。
筆者個人の感想も交えてみましたので、共感なり反感なりの感情を楽しんでいただければと思います。
本や漫画を読んだり
ドラマや映画を観たりすることの
いちばんの醍醐味は
自分の感情を揺さぶることではないでしょうか?
低く評価した人の感想
まずは低く評価した人の代表的な感想を10個紹介いたしましょう。
- 登場人物の心理描写が浅く、視界に欠ける
- ストーリーのオチがワンパターンで予測可能
- 他の類似作品と比べて劣る
- 過激な描写が多く、不快
- 復讐の正当性に疑問を感じる
- 現実の出来事を脚色しているため、倫理的に問題がある
- キャラクターの成長が見られない
- 暴力的な描写が過剰で、読むのが辛い
- テーマが単調で、作品に新鮮味がない
- 社会問題を扱っているが、解決策を提案していない
手厳しい感想が多いね😅
社会的な問題も扱っていることもありシビアにならざるを得ない側面を持っていることは否めません。
実際に過激で暴力的な描写ばかりですし、そこに対する主人公(特にカモ)や他の登場人物たちの心情について普通に暮らす私たちには到底理解に苦しむものも多く登場します。
また、モチーフとなっている現実の出来事がどれもセンシティブな内容なので、手放しで「おもしろい!」などと言えるような内容ではないです。
そのため、低い評価を下す人が一定数存在することは致し方ないことだと感じました。
- 復讐の描写が過激すぎて、読者自身の倫理観や正義感を揺るがしてしまう
- 実際の事件を危機にしているため、被害者や遺族の心情を逆なでする可能性がある
- 東京都青少年健全育成規定で「不健全な図書類」に指定されたころから、社会的影響を懸念する声がある
本作を紹介するにあたって、上記のような指摘があることも併せて共有しておきます。
高く評価した人の感想
つづいて、高く評価した人の感想をお伝えします。
このような記事を書いていていつも思うのですが、物事の見方は常に表裏一体ですよね。
- 社会問題や犯罪を鋭く描写し、読者に考えさせる作品である
- 復讐のストーリーが痛快で読んでいてスカッとする
- 登場人物の心理描写が深く、特に「外道の歌」では改善が見られる
- 現実の出来事をモチーフしているため、リアリティがある
- 過激な描写が作品の魅力を高めている
- 「外道の歌」では物語の展開が多様に変化し、より面白かった
- 重要人物の過去編が語られることで、登場人物の行動の動機を理解できた
- 主人公側と犯罪者側の両方の視点から描かれており、物語に深みがある
- 初めに登場したキャラクターが後半の出来事で繋がるなど、伏線の回収が巧みである
- 社会正義や倫理観について読者に問いかける作品性がある
「外道の歌」を読むことで
理解が深まったって意見が多いね
「善悪の屑」でも問題と言われた第4巻の該当の話以降、読者が感情移入できるような展開に変更されたのではとの意見もありました。
物語の良心ともとれる「トラ」に共感してしまう方も多いのではないでしょうか。
筆者はトラが出てくることで安心を覚えたり、つい応援したくなってましたね。
本作では園田が取り上げられることが多いのですが、一家乗っ取りの話がもっとも衝撃的で記憶に残りました😢
実写化ドラマ
冒頭でも触れたように、いよいよDMMテレビにて実写化ドラマが2024年12月から公開されます。
主演のお二人もですが、彼らを取り巻く他のキャストや監督・スタッフなど、実力派揃いの顔ぶれに期待が高まりますよね!
くわしくは別の記事にまとめて近日公開予定なので、そちらも是非ご覧ください^^
まとめ
『善悪』『外道』シリーズは賛否両極端な作品ですが、それだけ読者には強烈なインパクトを残す作品です。
誰にでもすすめやすい漫画ではありませんが、読みはじめると続きが気になりますし、読後はしばらく世界観が頭から離れません。
それだけ中毒性の高い作品なのかもしれません。
筆者も一時期止まらずに読んだのでよくわかります。
本記事が、とまらないイッキ読みの助けとなれば幸いです。
では、次はドラマ編の記事でお会いしましょう。
その前に、善悪ロスの方向けのトピックを用意いたしましたのでお付き合い頂ける方は下記項目もどうぞ★
善悪・外道シリーズにハマった人におすすめしたい漫画
シリーズを読み終えた人むけに、筆者個人的におすすめしたい漫画を紹介しておきます。
(すでに読んでいたらごめんなさい)
おそらく元祖・「復讐モノ」と言っても過言ではないでしょう。
稚拙だのなんだのと批判的な意見もあるようですが、不思議な台詞の中毒性が高くて筆者は好きです。
シリーズも多く、それだけファンが多いことが窺えますよね。
たまに残酷なシーンもあります。
怨み屋本舗 通巻版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
善悪・外道シリーズを語る際に頻繁に類似作品として語られる漫画です。
殺人と金融なのでまったく異なるんですけど、主人公のダークヒーロー的な側面が重なるんだと思います。
読者層はかなりリンクしているのではないでしょうか。
闇金ウシジマくん(1) (ビッグコミックス)