第二話(通算12話)ネタバレ感想(蘭学組万歳)
全話で希望の兆しがみえてきたところからのスタートですが、そうもいきませんのが大奥。そして歴史……😢
赤面疱瘡の神髄に迫る!
なんで源内は顔が赤いの?
日本全国を旅してるかからでしょ!
熊さんへのたどり着き方も唐突なようにも感じましたが、致し方ない。
徐々に結束を固める蘭学教室・使命をもって大奥に馴染んでゆく青沼
伊兵衛のワルノリにうぷぷ。
御台様を中心としたサークル、もっと長く観たかったです。
原作では交流の様子もじっくりと描かれるので、より一層愛着がわきます。
きへいは今回もかわいい
伊兵衛の不思議なポリシーが判明しましたね、画面の前で笑ってしまいました(* ´艸`)
安達祐実、怖っ!!
思わず呼び捨てでごめんなさいっ!
安達祐実さん、流石の貫禄です。
予告も怖かったけど、本編も怖かった!!
役所は松平定信なんですね。
松平定信とは:吉宗公の次女である吉武の娘。史実では老中となり『寛政の改革』を行った人です。
あの賢い子の娘ね!
治済も不気味ですが、今回は定信公に軍配があがりました、個人的に😨コワイヨ~
インティマシー・コーディネーターとは?
今回の放送について、公式Xにて『インティマシー・コーディネーター』の導入について触れられていました。
いんてぃましー? なんだそりゃ。
映画やドラマの撮影での性的なシーンやヌード撮影において、性的な知識をもとに監督と俳優の仲介役となり演技指導を行ったり俳優のメンタルケアにつとめる専門家。2022年のユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされた新しい役割をさす言葉。
現代の風潮において、今後益々需要の高まる職業となる気がしますね。
後半、源内さんのショッキングなシーンがありましたので、おそらくこの辺で役割を果たされたのかなと想像します。
原作から省略されたエピソード
前話に引き続き9巻が描かれると予測していましたが。
サクサクっと10巻の半分くらいまで進んでしまいましたね。
間の細かいエピソードや交流の過程などは原作に勝るものはないと思いますので、未読の方は是非!!
ドラマでは省略されてしまった『エレキテル』や『土用の丑の日』のエピソードも読めますよ👻
第三話(通算13話)ネタバレ感想(青沼!!)
赤面撲滅の兆し
赤面に人頭接種。
ここ数年私たちが経験してきたことを彷彿とさせられます。
デリケート過ぎる話題になりますのでここでは控えます。
ただ、この原作が描かれたのは一連の流れより何年も前のこと。
よしながふみさんが天才としか言いようがない、ということだけ記しておきましょう。
一時代の終焉〜「生きる」とは
今回は涙なしには観れませんでした😭
源内・青沼・黒木それぞれのシーンに原作同様、涙が出ました。
青沼の最期はやばすぎ号泣😭
冒頭の平賀源内の「死にたくない」の台詞には「生きるということ」の根本的な意味がこめられていましたね。
ただ息をしているだけではないことの意味は幅広い。
私は今生きているだろうか?
あなたは今生きているだろうか?
そんなメッセージを受け取りました。
そして、青沼の最期。
「ありがとう」の輪
青沼にとって「生きる」とは人から感謝されることでしたね。
人は一人では生きれない。
自分自身のためだけではなく、人に尽くし生きるということ。
その結果、自分の糧になり巡り巡るということ。
時に「相手は何も返してくれない」と無意味に与えることをきらう人もいますが、私は与えられるものがあるならば与える側になりたいです。
きれいごとですが、その方が自分にとって気持ちが良いからです。
つまり、結局は自分のためなのです。
この回を観て、やはりそのように在りたいと再確認しました。
だけど、作中ではこの理念や輪も、時代の思惑に無惨にも壊されてしまいました。
まさに現実。
黒木の叫びは読者の代弁でもありましょう。
理不尽すぎる!!
黒木はこれで終わってしまうのでしょうか?
余談ですが、黒木が青沼を「青(セイ)さん」と呼んでいましたよね?
だとしたらムネアツです。
笑顔の村雨さんに癒されておきましょう。
泣ける度合でいくと、原作は胸をえぐられるくらい泣ける!
原作では前話に引き続き、10巻の終わりまでとなります。
田沼様のお嬢さんは出てこなかったねぇ