- コロナ禍のおこもり生活で再開した趣味ピアノ
- 弾きたい曲の楽譜をネットで購入してプリントアウト
- レパートリーが増えたのは嬉しいけれど、ピアノ周りは散らかり放題
- 楽譜をすっきり収納したい!
- インテリアの雰囲気を壊したくない
以上は、少し前までのとんさま(筆者)の脳内です。
はじめまして!趣味で電子ピアノを弾いてます♪
楽譜が散らばる部屋というのもアーティストっぽくて一興ではありますが、現実的には掃除しづらいですよね
ピアノ以外の生活も抱える我々には、散乱した部屋などストレスでしかありません。
(散らかっている方が落ち着くという方はそもそもこの記事に辿り着かないはず)
そこで役に立つのが『楽譜ファイル』です。
楽譜ファイルって種類があり過ぎ! どれを選べばいいの!?
おまかせあれ!!
当記事では、楽譜ファイルのメリットや、実際に筆者が使用しているお気に入りの商品を中心に、できるだけ分かりやすく整理して紹介します。
後半では楽譜ファイルの収納についても解説していますので、迷える収納子羊さまの参考になれば幸いです!
何を言っているの?今はデジタル時代よ。楽譜なんてアプリで完結させればいいじゃない
そんなアントワネットには、当記事はお役に立てませんのであしからず😅
おすすめ楽譜ファイル
楽譜ファイルも様々な品があふれていますが、とん様(筆者)が推すのはひとつです。
結論から述べると『Raku-fu』一択!
日々の練習に役立つ楽譜ファイルといえば、『ラクフ』しか勝たん!!
デメリットを一つあげるとすれば、厚めサイズなのでコンパクトにしたい方は他のファイルの項をご覧いただくか、『Raku-fu スマート』を選ぶのが良いかと思います。
『Raku-fu』がオススメの6つの理由
何故良いのかと問われれば、「使ってみたらわかる」としか言いようがないのですが、それでは記事になりません。
とん様が日頃より使用していて便利に感じるポイントをお伝えしますね。
① 書き込み可能
文字を読むように譜を読めれば良いのですが、とん様は曲によっては音階にカナを書き込みます。
(同じような方いますよね……?)
そして、プロの方も言われていることですが、よく間違える箇所などに都度印をつけておき、そこを重点的に何度も繰り返し練習するのは基本かと思います。
そんなとき、手軽に書き込みできる仕様であることは外せませんよね。
手を使って書き込むことで脳にも指令が届きやすいといいます。
書き込みが可能かどうかは、楽譜ファイルを選ぶうえで外せないポイントになります。
② 反射しない
クリアファイルに収納してしまうと、環境によっては譜面が光を反射して見にくいとストレスでしかありません。
書き込み可能=譜面は紙が剝きだしているということですから、当然反射しません。
デフォルトでA4の楽譜が2枚広げられるリフィル付き
別売りで3面開きのリフィルもありますので、うまく使えば6ページを一気に並べることができます!
とん様の実例です……楽譜部分は著作権の都合で隠しています。
やりすぎ!!
多面開きで使用する場合は、譜めくりはあきらめましょうw
ダイナミックな腕さばきが必要となってきます。
もちろん、1面・2面のリフィルもありますのでご安心ください。
サイズはA3とA4があるから要注意ね!
③楽譜の入れ替えが楽チン!
先にリフィルについて触れてしまいましたが、もちろん本体はバインダー式になっていますので、楽譜の入れ替えも容易にできます。
更に、四隅のストッパーに楽譜をはさみこむだけなので、練習を終えた曲をクリアファイルにうつし、これから取り組む曲を差し替えるという作業も楽におこなえます。
④ストッパーも丈夫!
少しわかりにくいのですが、下記画像のようなビニール製のストッパーの場合、時々やぶれてしまうことがあります(悲)
その点、『Raku-fu』のストッパーはビニール製ではなく頑丈ですから安心です!
⑤譜めくりがしやすい
メリットの3(多面開きレフィル)と反してしまうのですが、2面開きで使用する場合は譜めくりのしやすさも重要になってくるかと思います。
その点、前項で触れたストッパーが固いため、譜めくりがしやすいです。
ペラペラですと、譜面がひらひらして曲を中断してしまいかねませんので重要なポイントです。
3面以上開いている場合はめちゃくちゃ譜めくりしにくいので要注意!
多面開きをとるか、2面開きで譜めくりをとるかは、対象の楽譜の進行に併せて考えましょう!
⑥黒色なのでインテリアの邪魔をしない
黒いピアノや電子ピアノを利用している場合は、色も馴染むので楽譜が浮くこともありません。
白い電子ピアノなどでも、モノトーン派であれば特に問題ないかと思います。
ちょっと待った!もっと可愛いやつはないの!?
黒はコリゴリだ!もっとかわいいファイルが欲しいのよ!という方は、次の項をご覧ください👻
シーン・お好み別、他のおすすめファイル3選
YOHAC
パステルカラーでファンシーな雰囲気がお好みの方には、こちらのファイルがおすすめです。
色は5色展開されており、ミントグリーン、サーモンピンク、ブラック、ブルー、ラベンダーから好きな色を選べます。
ブラックは無地も出ています。
なおかつ、見開き4面対応版(40ページ)と通常の2面版(40ページ、60ページ)の3種から選ぶことができます!
『Raku-fu』のようにレフィル式ではないので『2面と3面を組み合わせて5面開き』のような技を使うことは出来ませんが、書き込み可能・大容量という点においてはかなり優秀な商品であることには違いありません。
ストッパーも丈夫な素材が使われています。
プロの演奏家さんが推薦されているところも高ポイント!
FILE PLUS+DO!
続いて、もっとカジュアルにコンパクトかつ大容量(多面開きは求めない)という方には、こちらの定番ファイルをおすすめしたい。
こちらも『Raku-fu』と違ってリング式ファイルなのでレフィル差し替えはできませんが、大容量・コンパクトな定番の逸品です。
カジュアルな6色展開で、『YOHAC』と異なり原色に近い印象なので、好みで選ぶと良いかと思います。
ただし、ストッパーがフィルム製なので慎重に扱いましょう。
見開きは2面のみですが、譜めくりはしやすいので重宝しますよ~👻
ING STYLE
そして、収納面では活用できませんが、発表会など人前で披露する場面用に抑えておきたいのがこちらのアイテム。
そもそも発表会は暗譜して臨みますよ!という方が殆どかと思いますが、ピアニスト考案の品で高級感もありますので、譜面が必要なシーンに恰好がつきます。
2面・4面と両用できますので、使い勝手も良いですよ👻
日常遣いとしては出番もなさそうですが、とん様は『Raku-fu』とクリップで繋げて使うという荒業をつかっていますw
ここまでで4種類のファイルを紹介いたしましたが、正直お値段が張ります。
出来れば安価に済ませたい場合、誰しもが一度は通るであろう道、それは……
100均のクリアファイルではだめなのか?
だめではないと思いますが、条件があります。
とん様もかつては100均のクリアファイルを利用していましたし、実際にクリアファイルに収納している楽譜も多数あります。
100均などのクリアファイルを利用する際の主なデメリットを挙げますと、
- 書き込みができない
- 光を反射するため環境によっては楽譜が見にくい
- 専用に作られていないため譜めくりがしにくい
- ペラペラで安定に欠ける場合がある
上記のような感じになりますので、既に弾ける曲・暗譜した曲の収納に適していると思います。
段ボールや100均の画用紙に張り付けるという案もありますし、とん様も試してみましたが、それはそれで割とめんどくさい。
時間もかかりますので、その分練習に費やす方が上達も近いのではないかなぁと個人的には思います。
ですが、人それぞれですので、ご自身の環境や目的にあった楽譜収納を選択するのがベストですよね。
電子ピアノ下・楽譜収納ケース
次に、何かと嵩張る楽譜集の収納について紹介します。
選ぶポイントは以下二点です。
- ピアノ下に置けるコンパクトなキャビネット型
- 部屋のインテリアに馴染むデザイン
よく使うものだけピアノの側にコンパクトに収納したい場合も参考にしていただけるかと思います。
無印良品活用アイデア【利用中】
実家に置いている電子ピアノが白、インテリアもフェミニン系なので無印良品の収納を活用しています。
楽譜の上部分がはみ出すので、ややスタイリッシュさに欠けますが、専用の蓋とキャスターで容易に動かすことが出来るため、掃除もしやすいです。
専用のキャビネットを購入するより安く済むので、コスパ重視ならおすすめ!
最近は再生PPを利用したダークグレーのファイルボックスも出ているので、黒系で揃えたい場合はこちらもおすすめです。
(専用キャスター・フタは未対応)
アイデア次第では、100均のファイルも活用できるかと思います。
ピアノ下用専用ワゴン【利用中】
リアルに楽天で購入し、自宅で利用している商品です。
実際の設置画像はこちら。
関係ない本も見えますが(汗)、雰囲気的に白い部分がいらないように思えるので、DIYで黒くしようか思案しつつ1年以上経過しました😅
使い勝手には満足しています。
ニトリ【リアルに欲しい】
現在設置しているキャビネットの白色が気に入らないため、他に商品はないかなと探していたら、ありました!
ニトリさんから出てました!
表だけではなく、横面からも収納可能なところがかなりポイント高い!
さすが、お値段以上です。
表面の鍵盤デザインが好みのわかれるところかと思いますが、中々良い品ではないかと思います。
すぐに買い換えるつもりはありませんが、引っ越しなどのタイミングで検討するつもりです。
(今あるものはセカストへ売るのが我が家流)
今回紹介したキャビネットではおさまらないような場合は、最終手段としてこのような方法もアリかもしれません
あると便利な楽譜周り小物
ついでに楽譜周りにあると便利な小物を紹介します。
普通の文房具でも良いのですが、このようなクリップを利用するとモチベーションがあがるのでオススメです☺️
最近セリアに行ったらほぼ同じな商品が売っていたので、気になる人はチェックしてみてっ!
デジタル化も視野に
最後に、アントワネット向けに電子楽譜についても触れておきます。
とん様も使用したことがないので多くは語れないのですが、譜めくりのわずらわしさや、当記事のテーマである収納問題からは大きく開放されることは想像に容易いです。
拡大縮小もかんたんにできるようですし、これからの若いピアニストの方には常識となるんでしょうね。
紙のように劣化の心配もありません。
抵抗がなければ、試してみるのも一興かと存じます。
おわりに
楽譜ファイルを選ぶポイントまとめ
- 多面開きで譜めくりから解放されるか、2面でも譜捲りのしやすさを選ぶか
- 書き込みが可能かどうか(自動で反射のストレスから解放されるかどうか)
- 表紙のデザインがインテリアに馴染むかどうか
- 大容量収納できるかどうか
好みにもよるけど、『Raku-fu』がおすすめ。
楽譜ファイル収納を選ぶポイントまとめ
- 主要な一軍・二軍ファイルを収納することが出来るかどうか
- インテリアに馴染むかどうか
- 予算によっては無印活用でコスパをおさえる(100均もアリ)
とん様はこれからもアナログ楽譜一直線の予定ですが、デジタル化を視野に入れるのもアリかと思います。
この記事が、ピアノ生活をより快適に過ごすための参考となれば幸いです。
楽譜の整理整頓で、ストレスフリーな音楽体験を手に入れましょう。
お読みいただきありがとうございました☺️